東京都新宿区
ブーメラン形の変則的な敷地の形状を利用したユニークな木造アパート
近くに神田川が流れそばには公園もあり住環境としては恵まれたこの場所は、変形敷地のため長いこと更地のままで住民の通路として利用されていた。ブーメラン型の敷地に法的に必要な幅の通路を確保すると必然と残りの部分に建物を造ることになる。敷地を3つのブロックに分割しその境にアプローチと階段を設置する。1階には全てプランの違う6部屋、2階にも全てのプランの違うロフト付き6部屋の計12部屋の単身者用である。薄いグレーのモルタル刷毛引きされた外壁と全ての勾配の違う片流れの金属屋根が建物のシルエットを特徴ずけています。